カザフスタンが前任者に代わって

[1/3]カザフスタンの元大統領ヌルスルタン・ナザルバエフの肖像画が描かれた2万テンゲ紙幣の旧デザインが、紙幣の新デザインでは削除されたが、カザフスタン国立銀行が9月30日に公開した配布資料の写真に見られる。 、2022。共和国国立銀行がライセンス権を取得 詳細を読む

［アルマトイ ９月３０日 ロイター］ - カザフスタン中央銀行は金曜日、ヌルスルタン・ナザルバエフ元大統領の肖像画が鷲のシルエットに置き換えられたという大きな例外を除いて古い紙幣と同じデザインの新紙幣を発表した。

この動きは、石油資源が豊富な中央アジアの国が、今年暴力的暴動で時代を終えた元指導者の個人崇拝を解体するためにとった最新の措置である。

旧ソ連共和国を30年間統治してきたナザルバエフ氏は2019年に辞任し、安全保障理事会議長として圧倒的な権限を維持しながら、キャリア外交官のカシム・ジョマルト・トカエフ氏を後継者として擁立した。

トカエフ氏とナザルバエフ氏は1月に反政府デモがエスカレートし、1991年の独立以来カザフスタンで見られた最悪の政治的暴力事件に発展した際に衝突した。

トカエフは安全保障会議議長に就任し、ナザルバエフの親戚や関係者の多くは公共部門の上級職を去った。 ナザルバエフ氏の甥は今月、横領の罪で懲役６年の判決を受けた。

新しい20,000テンゲ（42ドル）紙幣は、昨年印刷されたデザインを再利用している。 しかし、大統領官邸の写真と並んでナザルバエフの肖像画はもう掲載されていない。

同銀行は声明で、新紙幣は以前のデザインを段階的に置き換えていく予定で、それまでの間は法定通貨であり続けると述べた。

もう一つの象徴的な動きとして、カザフスタン議会は今月、首都の名前をヌルスルタンからアスタナに変更した。

レポート：Mariya Gordeyeva、執筆：Olzhas Auyezov、編集：William Maclean

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